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喜多山高架化よもやま話

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仮線ってなんだろう
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瀬戸線の高架化工事を見てきました。
今回行われる瀬戸線の高架化工事は仮線を設置し、上下線を移設したうえで片方ずつ高架橋が設置される一般的な仮線方式での高架化工事が行われています。例えば阪神の甲子園~武庫川と同じですね。
他にも高架化工事の方法として京浜急行電鉄の京急蒲田付近で行われた既存線の上空に高架構造物を設置する直上高架方式や、曲線の緩和といったルート変更が行われるものもあります。

話を瀬戸線に戻します。瀬戸線の喜多山付近一帯の高架化事業に伴い、今年の8月25日に尾張瀬戸方面ゆき線路が仮線に切り替えられる予定となっています。

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この高架化の一番のハイライトである小幡5号踏切。瀬戸街道(愛知県道61号)を横切るS字カーブに挟まれた大きな踏切です。
仮線は従来線をえぐるように回り込み踏切を渡ります。
通常、仮線の踏切は従来線と仮線併用で使用する場合、従来旧線分土地が開き、踏切が長くなる傾向がありますが、この部分だけ線形的特徴を生かして仮線に一気に切り替えることにより、踏切内の停滞事故(自動車トリコや歩行者が渡り切れない等)を起こさないようにすると思われ他の箇所は3線分の用地がここだけ4線取られています。

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架線柱が道路にあわせて斜めに設置されています。こういった強引な光景も仮線ならではですね。
踏切の踏板部分は視認性を上げるため赤色のものが使用されています。レールの溝にはアスファルトが埋められ、道路交通に伴って溝に異物が混入しないようになっています。

小幡から喜多山まで歩いてみましたが、仮線特有の「有終の美」が感じられるものとなっています。電車が走り始めるころにはどういった風景になっているんでしょうかね。



いろいろ追記

☆ラダー軌道
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比較的交通量の多い小幡2号踏切ではラダー軌道が採用されています。従来の枕木よりメンテナンス性が向上し、スラブ軌道よりも安いラダー軌道は、レールの伸び縮みが多く枕木が動く可能性のある伸縮継目部分や、首都圏の一部私鉄線での導入はありましたがこういった場所に設置されるのはなかなか珍しいですね。踏切部分は基本的に軌道改良が困難な箇所なのでメンテフリーなラダー軌道の導入例は増えていくと思われます。


☆生き証人
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小幡3号踏切なんですが、踏板部分が明らかに年季の入った石畳と枕木なんですよね。ツリカケ車の鉄粉がこびりついた石畳を見るに恐らく600V時代どころか開業した頃も知ってそうな勢いです。高架化工事に伴って撤去される運命ですが歴史の生き証人、なんとか一部でも保存してほしいものです。
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